看板は作品じゃない!広告だ!

これは、美大やデザイン学校を卒業した人はもちろん、モノづくりがしたい人なら必ず陥る現象なんですが、 看板のデザインをしているつもりが、どんどんはまり込んで、最後には「自分の作品」になってしまうんですね。
結果、クライアントが望むような効果(店舗ならばズバリ集客です)が上がらないことが多いです。
時として良い結果(デザインセンスが評判になるなど)になることもありますが、たいてい失敗します。
◆よくやる失敗その1 日本語より英語のがカッコいいんじゃね?
はい、カッコいいかもしれません。でも読めなければ意味ありません。
◆よくやる失敗その2 シンプルなほうがシャレてね? ああ、あなたの言いたいことはわかります。でもクライアントの言いたいことはわかりません
◆良くやる失敗その3 とにかく目立てばいいんじゃね?
もちろん目立ったほうがいいに決まってますが、過剰に派手な色使いや奇抜な色使いは見る人に嫌悪感をあたえます。

英語看板 シンプル看板 派手看板

「自分はデザイナー」だと思っていると、どうしても自己主張したくなりますが、主張していいのはデザイナーのエゴ ではなく、広告対象です。
もちろん私もいろんな感情にせめぎあいながら、日々看板のデザインを行ってますが、なかなか難しいですね。ジレンマです。
デザインを提案するファクターはいろいろありますが、まずはクライアントさんとじっくり話をするのが一番ですね。
あと、どうしてもそれぞれのデザイナーのクセが出てしまいます。私もいろんなクセがありますね。(余談ですが、弊社では 毎年お客様に出す年賀状のデザインコンペを行っているんですが、無記名にもかかわらず、だれが作ったかまずわかります^^;) なので、クライアントさんからデザインの依頼があった場合、まず3人ほどで別々にプレゼン(ラフ案)を起こします。
最大の広告効果も考えつつ、やはりクライアントさんの好みというか相性みたいなものはありますからね。
でも、毎回採用されないと正直へこみます・・・・。

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