モノトーンはかっこいい?
「写真もモノクロとかセピアのがカッコ良くね?」
みたいな風潮は結構ありますし、確かに雰囲気はいいと思います。
デザイナーでもモノクロを多用する人は多いですね。
←うん、なんとなくかっこいいかも。
ところが、これらのフォントをそのまま(平打ちとか言います)看板に使うのは無謀です。
でも、私は(クライアントがよほど望まない限り)これは使いません。白黒だけで仕事が済めば、そりゃ楽です。
一度これをやっちゃうと、もう配色を考えるのがめんどくさくなっちゃいます。
単純な赤・白・青のトリコとかも使わないようにしています。
今ならフルカラーのインクジェットプリンタ、一昔前ならカッティングシート、さらに前ならペンキ、と色は無限です(カッティングシートの色は有限ですけど)
たくさん色を使って、なおかつガチャガチャせずにすっきりとしたイメージが個人的な理想です。
突然話が飛びますが、私が学生の頃「バンドブーム」がありました
それ以来あまり途切れることなくバンドブームは続いてると思うんですが、たしかにシンプルな3ピースバンドとかは
私も大好きです。チャットモンチーとかクラムボンとかね。
でも私は中学時代ブラスバンドをやっていた影響からクラシック音楽も好きで、同じ音楽として比べると、やはりクラシック
のが考えられてると思うんですよね。
何が言いたいかというと、少ない色数で単純に見やすくインパクトのある看板はバンド音楽、たくさんの色を完璧にまとめた
(もちろん前項で述べた文字のプロポーション、バランスも含む)看板はクラシック音楽というところでしょうか?
どちらが優れているかは問題ではなく、私は3ピースバンドの曲くらいは作曲できますが、クラシックの編曲は無理なので
クラシックのほうにあこがれるのかなあ・・・
普段の生活でも、服装は白黒禁止を自分に課しております^^;。